☆和菓子をちょっと自由に☆乃し梅本舗佐藤屋

佐藤屋さん本店の正面入り口

乃し梅本舗 佐藤屋本店

誰もが聞いたことがある CMのフレーズ「乃し梅〜は佐藤屋でどうぞ♫」

山形市十日町に本店を構える☆乃し梅本舗佐藤屋☆さんのご紹介です
♪♫爽やかな、まごころを、贈りま〜しょうあの人に♪♬とCMが流れてくると必ず口ずさんでしまう方もいるのではないでしょうか(*≧∀≦*)?「乃し梅〜は佐藤屋でどうぞ♫」と☆

創業1821年(文政4年)!!すすす凄いΣ(・□・;)
歴史と伝統を受け継いでもうすぐ200年の佐藤屋さんが目指すのは若い老舗!
八代目の松兵衛襲名予定の佐藤慎太郎さん(以下、慎太郎さん)に佐藤屋の事、製造の事、和菓子の事、色々詳しく教えていただきました。

佐藤屋の和菓子職人の皆様

造るときは真剣に、撮影時は素敵な笑顔( ´ ▽ ` )

最初に製造の見学からさせていただけるという事で、衣服の埃を払い、コロコロローラーで念入りに体をコロコロし、専用の帽子とマスクを身につけて、いざ潜入!!
ワクワク〜〜(о´∀`о)佐藤屋さんのお菓子はいつもいただいておりますが、製造工程を見るのは初めて
こんにちは(^O^)と伺うと素敵な笑顔で出迎えてくれた佐藤屋の皆様♪
造るときは真剣に、撮影時はパッと笑顔を(о´∀`о)、なんてオンオフの切り替えが早い☆
製造工程の質問にも快くお答えいただき、写真も色々撮影させていただいたのですが、掲載枚数に限りがあり、全部ご紹介できないのが残念です(/ _ ; )
和菓子で作ったアマビエ様

佐藤屋さんの和菓子がSNSで話題に☆

最初に目に入ったのは、アマビエ様〜〜〜〜!!
未來:「このアマビエ様は最近SNSでよくお見かけ致します(o^^o)!可愛い〜〜食べるのが勿体無い〜〜〜+†☆++※
佐藤屋さんのアマビエ様がただ今人気爆発中(2020年現在)なので、慎太郎さんに詳しくお聞きしたところ、そもそも最初は販売するつもりがなかったそう。
SNSでアマビエチャレンジという企画があり、娘さんに相談しながらどんなのが可愛いかな、どんなのが良いかな?と可愛くアレンジしたアマビエ様を投稿したところ問い合わせが殺到!!
急遽、個数限定で販売しているとの事。
そうだったのか〜〜〜〜〜!!そんな経緯があったなんて知らなかった!

皆さん黙々とアマビエ様を製作中の中、こんな質問を。
未來:「パッと見たら全部同じく可愛いアマビエ様に見えますが、作っている方々は誰がどれを作ったか分かりますか?」
というもの。答えは、、、、分かりますとの事!
流石!少しの微妙な表現の違いにも気がつくのですね(*≧∀≦*)凄い!!

慎太郎さんの手

あんこの形がある手の平

製造の説明中に慎太郎さんが身振り手振り説明をしてくれている際に気が付いた、くぼみ。(実際はもっとくぼみが浮き彫りです)
和菓子を作る真似をすると、手の平の一箇所がくぼんで丸くなっている
未來:「え!!?なんでしょうか?この変わった筋肉のつき方???」
慎太郎さん:「長い間こうやって手の中で菓子作りをしていると、あんこの形に筋肉がついて( ・∇・)こうなりました」
えっ?あんこの筋肉??Σ(・□・;)ナナナなんという事でしょう。
手の筋肉のつきかたが変わるくらいお菓子に向き合っているという事を知り感動。ジーーーーン(*´ー`*)
このような職人さんの努力があり美味しい和菓子が世に出るわけなのですね。感慨深いです。
別のテーブルではチョコ丸を製造中(о´∀`о)

1つ1つ丁寧に製造

チョコがトロ〜〜〜〜〜〜〜〜ッと流れて形を囲い、シュシュシュシュっと、細いチョコが宙を舞い、チョコ丸が出来ていくーーー!!!あぁぁ、、、このチョコに溺れたい\(//∇//)\
チョコ丸美味しいんだな〜〜〜(*´ー`*)コーヒーブレイクにぴったりのお菓子!

どんなに大きくても、小さくても1つ1つ真剣に向き合いながら菓子作り!それが佐藤屋さん。
皆さん真剣にお菓子と向き合っているのが、空気で伝わります。
同時に私は空気から美味しい香りが体中に伝わり、取材後何を購入しようか考えまくり!
あー忙し忙し、頭の中٩( ᐛ )و笑


店内の写真

地域に根着いた店舗作り

丁度店内の撮影をしていると常連のお客様がご来店
慎太郎さんやスタッフの方々はお客様と近況のこと等しばしご歓談。
お客様も、スタッフの皆さんも楽しそう!
なんか実家に帰ってきたような、居心地がいいそんな空気が流れています。
お客様がおかえりになる際はタクシーまでお見送り☆
手を振る後ろ姿が温かい、そんな佐藤屋さんのスタッフの方々、素敵です(((o(*゚▽゚*)o)))
店内のショーケース

バラエティー豊かなお菓子がたくさん!!!

佐藤屋さんに入ってまず目に入る、左側のショーケース。
見た目も美しい色とりどりのお菓子がズラーーーっと並んでいて、慎太郎さんの和菓子をちょっと自由にという想いが伝わってくるレパートリー。
佐藤屋さんの凄いと思うところは、新しいお菓子の誕生頻度がびっくりするくらい多いと言う事!イベント等で即興で和菓子を作ってしまうし、チョコとあんこの組み合わせだったり、お酒との相性を考えたお菓子など、挙げるときりがないのですが、とにかく何度通っても飽きません(о´∀`о)!!
慎太郎さん:「縛りの中で遊ぼうと考えてます。間口が広く奥深く」

店内のショーケース

昔からの味も守り

新しい商品が常に誕生している佐藤屋さんですが、昔からの馴染みあるお菓子も根強い人気☆
最近では、伝統の乃し梅をアレンジした、星型の乃し梅だったり、便箋で送れる「乃し梅〜る」なども話題の商品です♫

贈り物の予算が決まっているときは、送り先や相手の好みを伝えるとお任せで予算やシーンに合わせて詰め合わせを作ってくれるのも嬉しいサービスです!
店内に入り、すぐ正面にある棚

あの!乃し梅がシロップに( ´ ▽ ` )

私のお気に入り商品、「佐藤屋の乃し梅のシロップ」はいつものお酒や、アイス、ソテーなどに少しプラスするだけでワンランク上の味になるのですっ!かき氷にかけると、佐藤屋さんの夏の名物かき氷の味になるし、間違いない商品!
購入すると、活用術の冊子もついてきますので、これを見ながら安心して、乃し梅シロップマスターになっちゃおう♫♪

八代目の佐藤慎太郎さん

若い老舗を目指して

和菓子職人と聞くとなかなかアクティブさを想像しにくいですが、慎太郎さんはアクティブの塊、アクディブそのもの☆
高校時代は陸上でインターハイに出場し、冬は蔵王へ行きスキーでアクロバティックな技を決めるスポーツマン☆
少しの時間があれば自転車に乗って蔵王の山へ走ります。自転車社長とも言われていたりするみたい♫
慎太郎さん:「自転車に乗って山形の自然の中に身体を委ね新鮮な空気が体に入ってくると、新しいお菓子のイメージが湧き出てきます。風を感じ、季節を感じ、夏の木漏れ日、雪のキラメキ感、アウトドアからのインプットを大事にしています。」
そう語る慎太郎さんの目指すところは「若い老舗」
慎太郎さん:『今を生きる自分たちが、自分たちなりの「美味しさ」「面白さ」を、今を生きる人に届けながら、次の世代に憧れてもらえる「和菓子屋さん」が実現できたら、と僕らが初代な気持ちで生きています。山形に、佐藤屋に、行ってみたい!と思ったなら是非連絡してきてください。本気で待ってますから!』
最後まで笑顔で熱く語ってくれた慎太郎さん。佐藤屋さんのこれからの進化が益々楽しみになる取材でした。

佐藤屋さんは山形市内に5店舗(本店、山形駅エスパル店、北店、七日町店、東原店)ありますので、お近くの佐藤屋さんへ足を運んで見てはいかがでしょうか(^_^)?


ゆったり自分時間♪本とおもちゃに囲まれてお茶やお食事を楽しめるブックカフェはいかが?

令和4年6月に鶴岡市稲生にオープンした「Book&Cafe moca(ブック&カフェ モカ)」。その店は小真木原運動公園のほど近く、大通り...

庭園喫茶 錦|ミツバチガーデンカフェ姉妹店

ミツバチガーデンカフェがオープンした4年後、2018年の7月にオープンした和カフェ、「庭園喫茶 錦」その名の通り、扉を開けるとそこには緑に囲まれた立派な庭...

ミツバチガーデンカフェ|住宅街の隠れ家カフェ

2022年4月で、8周年を迎えたミツバチガーデンカフェ。しっとりふわふわのパンケーキが食べられる、今でも週末には入店まで待ち時間が出る程の人気店です。ミツ...