店主の小野さんにお話を伺ったところ、スープは煮干し・さんま・いわし・あじをベースに数種類の野菜と鶏がら・豚がらを何時間も煮込んで旨みを凝縮させているとのこと。また、魚介ベースでありながらも塩・しょうゆ・みそのそれぞれの味に合うように味のバランスを細かく計算し、とことん研究して作り上げたそうです。
お店の一番のこだわりは?とたずねると、「すべてにこだわっています」という答えが。スープや麺の美味しさを日々追及しているのはもちろんのこと、野菜もすべて地元産のものを使うなど、素材の一つひとつにまでこだわって作っているそうです。
小野さんは、赤湯ラーメンで有名な南陽市のご出身で、小さい頃からよくラーメンを食べていたそう。ラーメンへの愛情とこだわりが強いのも頷けます。
とんとんならではの奥深い味わいのスープは、魚介臭さ
がまったくなくすっきりとした旨みが後を引き、最後の一滴まで飲み干せるほどでした。
5時間煮込んで作るという豚バラチャーシューもとろけるほど柔らかくて、とっても美味しかったです!
「お客様に、本当に美味しいものを食べてもらいたい」という小野さんの純粋な気持ちと、ひたむきなラーメンへの情熱がひしひしと伝わってくる美味しさでした。